犬がスイセンを食べた|スイセンは犬にとって危険?誤食したときの症状などについて解説
「お散歩中にスイセンを食べてしまった」
「家庭で育てていたスイセンを犬がお留守番中に食べていた」
「スイセンは犬にとって危険?」
お散歩中やお留守番中に誤って食べたスイセンは犬にとって危険なのか、病院に連れて行くべきなのか悩みますよね。
今回は犬にとってのスイセンの危険性などについて解説していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、もしものときに備えましょう。

目次
スイセンは犬にとって危険?
犬にとってスイセンは有毒物質を含む危険な植物です。
人間でも、葉の部分がニラの葉に似ていることから誤って食べてしまい、中毒事故が起こることもあります。
スイセンに含まれるどんな成分が危険なのか、どの部分を食べたら危険なのかについて詳しく解説していきます。
スイセンに含まれる有毒物質
スイセンにはシュウ酸カルシウム結晶、アルカロイドなどの有毒物質が含まれます。
シュウ酸カルシウム結晶
シュウ酸カルシウム結晶は、パイナップルなどにも含まれる成分です。
パイナップルを食べて口がピリピリするのはシュウ酸カルシウム結晶が原因ですね。
スイセンもパイナップルと同じように物理的な刺激が起こり、口や喉に炎症が起こる可能性があります。
アルカロイド(リコリン)
アルカロイドは様々な植物に自然に含まれる有毒物質の総称ですが、スイセンにはとくにリコリンというアルカロイドが含まれています。
アルカロイド類には刺激性があり、誤食することで嘔吐や下痢を引き起こすため注意が必要です。
有毒物質が含まれる部位
スイセンは花・葉・球根など全ての部位に有毒物質が含まれますが、特に球根に高濃度に含まれます。
球根の毒性は特に強く、少量でも重篤な症状を引き起こす可能性があります。
小型犬や子犬の場合、体重に対する毒素の影響がより大きくなるため、特に注意が必要です。
犬がスイセンを食べたときの症状
犬がスイセンを誤食してから発症までの時間は、15分〜24時間ほどと幅があります。
最初はとくに問題なさそうに見えても、後から発症することもありますので注意が必要です。
犬がスイセンを誤って食べた場合、以下のような症状がみられることがあります。
・過剰なよだれ
・嘔吐
・下痢
・発熱
・元気消失
上記以外にも、重篤だと低血糖や虚脱などの症状がみられることもあります。
重症化すると命に関わることもありますので注意しましょう。
犬がスイセンを誤って食べたときの対処法は?
犬がスイセンを誤食したときはまず動物病院へ連絡しましょう。
食べてからすぐは症状が出ていなかったとしても、後から出てくることがあります。
「問題なさそうだから」と様子を見る前に動物病院へ連絡し、指示を仰ぐことをおすすめします。
無理に自宅で吐かせるのは避けた方が良いでしょう。
吐くときに犬が誤嚥してしまう可能性もあり、かえって危険です。
自宅で吐かせることの危険性についてはこちらをご覧ください。
犬が風邪薬を誤食した|自宅でできる吐かせ方はある?やってはいけない対処法とは
犬がスイセンを誤って食べないためには

犬がスイセンを誤って食べないためには犬の生活圏内にスイセン自体がないことが大切です。
元からある場合は犬の手が届かない場所で管理しましょう。
自宅での対策
・庭にスイセンを植えない
・すでに庭にスイセンがある場合は柵で囲むなどの対策を講じる
・スイセンを室内に飾る場合は、犬の手の届かない場所に置く
散歩時の注意点
・散歩中は短めのリードを使用し、犬が勝手に植物に近づけないようにする
・基本的なしつけを徹底し、飼い主さまの指示で行動を制御できるようにしておく
・新しい散歩コースを歩くときは、事前に危険な植物が生えていないか事前に確認する
スイセン以外にも同じ有毒成分を含む植物
スイセンはヒガンバナ科に属していますが、シュウ酸カルシウム結晶はサトイモ科にも多く含まれます。
サトイモ科の観葉植物だとモンステラやディフェンバキアなどは注意が必要です。
アルカロイドであるリコリンは、ヒガンバナ科のなかだとヒガンバナやアマリリスなどにも含まれます。
観葉植物を購入したり貰った花を飾ったりする前に、犬にとって有害ではないか一度調べて確認することをおすすめします。
まとめ
犬にとってスイセンは危険な植物です。
球根部分が最も危険な部位ですが、それ以外の花や葉にも毒性があります。
犬の生活圏内にスイセンがないように対策し、元からある場合は犬の手が届かないようにすることが大切です。
最も重要なのは予防対策を講じることですが、万が一誤食してしまった場合は、慌てずに動物病院に連絡を取ることが最優先となります。
犬がスイセンを誤って食べてしまいお悩みのときはお気軽にご相談ください。
大阪市城東区鶴見区の動物病院
城東鶴見動物病院


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